土鍋

橋本さんのアシスタント、修行期間中に出される課題は4つあります。切立湯呑100個・皿・急須・土鍋です。毎回、課題に取り組むたびに普段何気なく使っている見ている器のことを日常に溶け込みすぎていて構造や意味を理解していないと感じます。数日前から取り組んでいる最終課題の土鍋もそうでした。

以前通っていた陶芸教室でも土鍋を途中まで作ったことがあったのですが、わたしの中のデザインは底の小さな深さのあるものでした。事情があり土鍋を作り終える前に教室を辞めてしまったので、完成することは出来なかったのですが、いま思うと土鍋の構造や機能を全く理解していなかったと思います。そのことを踏まえ、底が平らで広いこと、コンロにのる底のサイズ、厚み、鍋といえ食卓の上で使うものということなどを考え意識し作ったのですが、出来上りは金魚鉢?みたいでした。



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↑ 改善点① 受けの上の高さを出すこと



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↑ 改善点② 底を広くすること




改善点を見つけ修正を繰り返しながら、食卓に登場出来る土鍋まで完成させます!



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# by umialoha | 2017-01-20 18:48 | Trackback | Comments(0)

ウォーミングアップ?

昨日から、最終課題の土鍋作りが始まりました。土鍋作り前のウォーミングアップは水簸した土を入れる素焼き鉢作りです。初めての大物成形でした。5キロと7キロです。土練りも土殺しもパンケーキの形作りも全てが力仕事。土の状態を良く見ながらの成形です。素焼き鉢は厚さも必要なので薄くする技術は全く必要がないのですが、それでも量の多い土を扱うのは大変な作業でした。



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↑ 左、5キロ  右、7キロ



工房では水簸した土を攪拌し篩でこしてから、薄い布をひいた素焼き鉢に入れます。このまま水分が抜けるまで放置。水分を蒸発させます。練れる硬さになるまでです。



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素焼き鉢の大物成形が出来たことは、雪かきで培った諦めない気持ちと体力ですね。
そして、素焼き鉢も工房への置土産?になりそうです。




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# by umialoha | 2017-01-18 20:18 | Trackback | Comments(4)

乾燥中

急須も飯碗も乾燥中です。



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急須は組み立て後すぐには乾燥させず、発泡スチロールの箱に入れて一日くらい寝かせています。箱の中へ入れることで、各パーツの土の硬さや乾燥度合いを合わせるためです。乾き具合の差から生じてしまう亀裂や持ち手などがとれてしまうことを防ぐためにも必要な時間です。そして、万能な発泡スチロール・・・



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白土で作った急須は、箱から出しました。
今日から乾燥です。



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# by umialoha | 2017-01-18 02:30 | Trackback | Comments(0)

釉薬のテスト

釉薬のテストピースが焼きあがりました。今回は以前作った三角座標から絞り込んだ釉薬を使い、少し広い面積で釉薬の表情や流れを見たく飯碗を使ってのテストです。土も釉薬との相性や色、質感を考え、白土へ変更です。

焼き上がりを見てもどれもグッときません。主観的な見方しか出来なくなり、悪いところばかりが目につきます。良いところを探せない状態のときに客観的に見れる方法を橋本さんが教えてくれました。

背景を入れた飯碗の写真です。(撮影は橋本さん)



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↑ 土の表情は全く出ず、白。



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↑ 土の表情と釉薬でうっすらとピンク。
次の課題はもう少し熔ける釉薬の調合と釉薬の厚み。



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↑ 全く予想していなかった色と質感。



同じ目で見ているはずなのに手で触ったり、眺めているだけとは違う飯碗が写真の中にはありました。客観的に見る癖をつけつつ改良に向け釉薬テスト、続けていきます。まだまだこれからです。


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# by umialoha | 2017-01-13 19:50 | Trackback | Comments(2)

真っ直ぐ

最近は、轆轤の練習に加えて板皿の練習も始めました。
板皿というと簡単に作ったように見えるのに、いざ作るとなると本当に手間のかかるもの。轆轤ものに手業が詰まっているような気がしていたのかもしれません。

工房にはタタラ機があるので粘土を手で伸ばす必要もなく、機械へキャンパス地に挟んだ粘土を入れて3往復させるだけ。力も使わずスイッチを入れるだけの簡単作業です。



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作らなかった理由の一つ。以前、陶芸教室で直線的なラインを出したくて作った板皿は、シャープさの欠片もなかったからです。その板皿作りをふたたびです。
工房で見る作る板皿はピシッと真っ直ぐ、直線的なシャープなライン。手業のたくさん詰まった板皿作りの大変さを知ることになったのは工房で働き出して直ぐの頃でした。

何が違うんだろう。

そこで工程の一つ、板状の粘土の切り方に注目してみました。



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粘土にあてる刃は常に真っ直ぐ、垂直。もちろん、自分も粘土に対して真っ直ぐです。このことを頭に入れて、刃を粘土に真っ直ぐあてて切ります。切り口を見るとシャープさもあります。切り方だけで、わたしの作る板皿に変化がでてきました。直線的です。また、やわらかい粘土のときは一気に切ってしまうと切り口の断面が潰れてしまうので、ゆっくり2,3回浅い線をつけてから切るといいです。

ほんの小さなこと、見逃してしまいそうなところにヒントって隠されているのかも・・・。




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# by umialoha | 2017-01-07 02:12 | Trackback | Comments(2)

横浜から札幌へ。橋本忍さんの下で陶芸修行を始めました。夢の陶芸家を目指して奮闘中。


by umialoha